開発コンサルタントってやっぱり英語力が必要なの?
ズバリ回答します。
開発コンサルタントに英語は必須です
ただ、具体的にどの程度の英語力が必要なのでしょうか?
留学経験が必要なのか、TOEICの点数がどれくらいあれば面接で不利にならないのかも気になるところですよね。
この記事では、開発コンサルタントとして求められる英語力が具体的にどの程度なのかを解説します。さらに、筆者自身が実際に使用したTOEICおすすめの教材についても詳しく紹介していきます!
なぜ開発コンサルタントに英語力が必要なのか?
開発コンサルタントを一言で表すと、
「途上国援助を実現するため現地で専門技術を活かし、調査やインフラ整備などを行う専門家」です。
そのため、海外出張は基本的に必須であり、現地の人々とは英語で会話することになります。
もちろん、通訳はいません!
報告書等の成果品も英語で作ることが基本になるため、4技能(聞く、話す、読む、書く)必須です!
事務系で就職する場合、海外出張はほとんどありませんが、国内で英語の書類を扱ったりするため、多少の英語力は必要です。
TOEICの点数はどのくらい必要?
英語力が必要なのはわかったけど、就活ではTOEICは何点くらい必要なの?
実務で使う英語力とTOEICの点数を取るための英語力はイコールではありませんが、就活で落とされないためにはどのくらいのTOEICスコアが必要なのか紹介します。
新卒に求められる目安のスコア
まず初めに断っておくと、「このスコア以上ないと落ちる/以上あれば受かる」という明確な数字はありません。
以下の分類は、私の経験と、周りの人たちのスコアを基にした私の主観ですので、必ずしもこの限りではありません。
- 500点台以下:英語力は厳しい。専門性や熱意があれば受かる可能性もある。
- 600点台:最低限。
- 700点台~800点台前半:ボリュームゾーン。ESだけで落とされる可能性は低いと思われる。
- 800点台後半以上:かなり高評価。
もちろん、就活ではTOEIC以外のものも見られますし、実務では、英語力以上に大切なこともあります。
上の表はあくまで「英語力だけ見れば」ということにご留意ください。
筆者の場合は、面接時650点でしたが、なんとか合格しました。
その後、内定をもらってから入社までの間に875点までスコアを上げました。
中途に求められる目安のスコア
中途採用の場合、「このプロジェクトのこのポジションを探している!」という場合が多く、そのポジションにより、必要とされるスコアは様々です。
ただ、転職サイトを見てる限り、600点以上や700点以上となっていることが多いですので、やはり最低限600点は欲しいところです。
留学経験はあったほうが有利?
TOEICの話ではないですが、留学経験はあったほうが当然有利ではあると思います。
ただ、筆者自身も留学経験はないですし、周りを見ても半分以上の社員は経験がないですので、
留学必須ということは間違いなくないです。
おすすめのTOEIC教材
開発コンサルには興味あるけど、英語苦手だから無理かな・・・
大丈夫です。
筆者も元々英語が得意なほうではなかったですが、内定から働き始めるまでの1年間で200点以上スコアを伸ばし、今では875点あります。
そんな私がおすすめの教材を紹介します。
860点以上がTOEIC公式で最高のAクラスに分類されるため、860点以上取ったら、こだわりがなければTOEICは卒業するのがおすすめです。
必須
まず、限りなく必須な教材は2つです。逆に、最悪この2つさえやり込めば860点以上取るのも不可能ではないです。
どのサイトでも紹介されている超有名な2冊ですが、本当に大事な2冊ですので、まだ買っていない方は騙されたと思って、これらをやりこんでください。
- 公式TOEIC Listening & Reading 問題集
- TOEIC L & R TEST 出る単特急 金のフレーズ
公式TOEIC Listening & Reading 問題集
もはや説明不要。実際の過去問集です。
試験の難易度や傾向、時間配分の感覚を掴むうえで、超必須です。
TOEICも年によって傾向が変わっていくので、最新のものから2冊ほど買うのがおすすめです。
TOEIC L & R TEST 出る単特急 金のフレーズ
TOEIC受験者で使っていない人はいないのでは?というくらい有名な通称「金フレ」。
本当にここに出てくる単語が試験でもたくさん出てきます。
ただの単語帳ではなく、リスニング教材としても優秀です!
まだ500点取れていないという方は、同じシリーズの「銀のフレーズ」から取り組みましょう。
繰り返しになりますが、この2冊さえやりこめば十分860点に到達できると思います。
とはいえ、これ以外に「使ってよかった」と思った教材も、リスニング/リーディングに分けて紹介します。
リスニング教材
リスニング教材でおすすめしたいのは2つです。
- TOEIC L&R TEST パート1・2特急 難化対策ドリル
- Podcast "6mintutes English"
TOEIC L&R TEST パート1・2特急 難化対策ドリル
Part3・4みたいな長文って、多少わからない単語が出ても前後の流れからなんとなく話の内容が推測できますよね。
一方Part2って、一言しか流れないからそういうテクニックが通用しないですよね。しかも、1問1問の間も短いので、1問わからないと次の問題が頭に入ってこなかったりしますよね。(私だけですかね?)
短いからか、意外と軽視されがちな Part1・2に焦点を当てた教材です。
一応Part1の問題も入っていますが、メインはPart2になっています。
BBC の "6mintutes English"
こちらは本ではなく「BBCのアプリ」や「Podcast」で聞ける”6 Minute English”です。
イギリスのBBCが提供する英語学習プログラムで、文字通り6分間のプログラムで、2人のナレーターが様々なトピックについて対話するものです。
通勤・通学の合間に聞き流すだけでも効果があります!
BBC Learning English - 6 Minute English
リーディング教材
リーディング教材でおすすめしたいのは2つです。
- TOEIC® L&Rテスト精選模試 リーディング
- 1駅1題! TOEIC L&R TEST 文法特急
TOEIC® L&Rテスト精選模試 リーディング
こちらはリーディング部分の模試が5回セットになったものです。
本物の問題にかなり近く、回答・解説もわかりやすいのが良いです。
私はこの問題集をこなして、リーディングの時間配分を確認しました。
1駅1題! TOEIC L&R TEST 文法特急
こちらはPart5の文法のみに特化した教材です。
文法って、大体の方は大学入試の時がピークで、それ以降はちゃんと勉強していないという方が多いのではないでしょうか?
(私もそうでした。)
そういう方にちょうどいい教材になっています。
最後に
いかがでしょうか?
開発コンサルタントとして働く上で、英語力は重要なスキルの一つです。新卒でも中途でも、TOEIC600点以上はひとつの目安となります。今回紹介した教材や学習方法を活用し、まずはTOEICのスコアを860点まで上げましょう。そして、英語力を武器に、グローバルな舞台で活躍できる開発コンサルタントを目指しましょう!
ここまで読んでいただきありがとうございました。