東京・上野の東京国立博物館にて開催中(2024/10/16~2024/12/8)の「はにわ展」に行ってきました。
私自身、はにわには興味があるわけではなかったのですが、この展示をみてはにわの沼にはまってしまったかもしれません。
今回は「はにわ展」で見つけた"かわいいはにわ"TOP5をご紹介します!
目次
はにわ展2024の基本情報
「はにわ展」は東京国立博物館の平成館で2024年10月16日から12月8日まで開催されている特別展示です。
基本情報はこちら↓
入館料は大人一人2100円。私は日曜日の午後に行きましたが、入場制限がかかっており5分ほど待ちました。
小さいスーツケース程度の大きさの荷物なら、入口入ってすぐのコインロッカーに預けることができます。
"かわいいはにわ"ランキングTOP5
では、100種類以上のはにわの中で、個人的に可愛いと思ったはにわTOP5を紹介します!
第5位:埴輪 力士
第5位は「埴輪 力士」です。
大阪府高槻市の今城塚古墳から出土したもので、6世紀のはにわのようです。
かわいいポイントは、ふくよかな体と申し訳程度のまわし。あとなぜか右手を挙げているところ。
というか6世紀にすでに相撲というものが存在していたというのが驚きでした。
第4位:埴輪 踊る人々
第4位は「埴輪 踊る人々」です。
はにわといえばこれを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。
あまりにも有名なのでランキングから外すか迷いましたが、写真でみるよりもかわいかったので4位にランクインさせました。
タイトルには「踊る人々」とありますが、踊っているのではなく手綱を持ち馬を引く「馬子」を表した像とする説もあるようです。
どちらにせよ、このゆるい感じが愛らしいです。
多分当時これを作った人は、自分の作品が後世で展示されるとは思ってもいなかったのではないでしょうか。
第3位:埴輪 鷹匠
第3位は「埴輪 鷹匠」です。
こちらは群馬県太田市のオクマン山古墳から出土したもののようです。
まずかわいいのは服装。この人は当時のファッションリーダーであったことは間違いないでしょう。
そして、第3位にランクインした一番のポイントは、左手に乗っている鷹。
サイズ的に「君、本当に鷹か?」と聞きたくなります。かわいい。
第2位:埴輪 鍬を担ぐ男子
第2位は「埴輪 鍬を担ぐ男子」です。
群馬県伊勢崎の赤堀村104号墳から出土したもののようです。
人型のはにわは数多くありましたが、ここまでにっこりしているはにわはほとんどありませんでした。
鍬を担いでいるだけなのにこの満面の笑み。モデルになった人は多分いい人だったのでしょう。
身なりから、農民の代表者、もしくは古墳づくりの関係者という説があるらしいです。
第1位:子馬形埴輪
栄えある第1位は「子馬形埴輪」です。
大阪府四條畷市の忍ヶ丘駅前遺跡から、ほぼこのままの形で出土したようです。
子馬にも見えるし子豚にも見えるしアリクイにも見えるこのはにわ。愛くるしすぎます。
これを作ってた人は「うーん、もうちょっと足長くした方がいいなぁ?」とか考えてたのかなぁと思うと、より愛くるしさが増します。
家に持って帰って飾るなら、私はこれを持って帰ります!
最後に
いかがでしたでしょうか?
「はにわ」と聞くと、小学校の歴史の授業で習ったっきり中々見かけないものですが、いざ見てみると、思っていたよりもたくさんの種類があり、かわいいものばかりでした。
そして、にはわ自体もかわいいのですが、当時の製作者の心情とかを妄想するとよりかわいく感じてきます。
「はにわ展」は2024年12月8日まで東京国立博物館で、2025年1月21日から5月11日までは九州国立博物館でやっているみたいなので、お時間がある方はぜひ行ってみて、あなたの「推しはにわ」を探してみてください!